医療法人社団 博恵会
アリス草薙は平成11年11月11日に開設されました。
創立にあたっては、当時の理事長、水村博光先生の高齢者福祉事業を通し地域に貢献したいという強い思いがありました。
「高齢者の人間性を尊重し、高齢者が健やかで尊厳ある人生を送ることが出来るよう支援する」を基本理念とし、母体が整形外科医院であることから、積極的にリハビリテーションを取り入れ、心身共に残された機能を回復・増強させて、ご利用者様の早期家庭復帰、社会復帰を支援してまいりました。
ご利用者様が心から安らぎ楽しみ、そして満足して利用できる施設となることを目指しております。
高齢者福祉事業には、ともすれば「サービスしてあげる」と言う思い上がり、「苦情が無いのは利用者が満足しているから」だと勝手に思い込む、など施設側が独善的になり易い欠点があります。
そこで当施設では、苦情処理委員会を組織し、目安箱、投書箱を設け、直接ご利用者様やご家族様の意見を聞き、ご利用者様から見える形で施設の運営に反映させるように努力してきました。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、健康運動指導士等により、ご利用者一人ひとりに合ったリハビリプログラムを作成します。
スポーツジムのようなリハビリルームで、レッドコードや6種類のマシーン、バイオデックスなどを活用してさまざまな機能訓練を行い、質の高い日常生活を取り戻すためのサポートをいたします。
2階からは開放感あふれる広いテラスに出ることができます。
なかなか外出できない方もテラスなら気軽に出ることができ、天気の良い日には日光浴をしたり、仲間やスタッフとおしゃべりをしたり、憩いの場となっています。
施設内はいつもスタッフたちの明るく元気な声が響き、活気があります。
スタッフたちはご利用者が快適に過ごせるよう、一人ひとりに声を掛け寄り添うことを心がけています。
また、ナースやケアワーカーがいつも近くで見守っており、安心・安全な環境をお約束いたします。
アリス草薙では基本理念の実現に向け、その行動の指針となる「活動方針」を掲げています。
毎週月曜日、職員一同で唱和し、意識の浸透を図っています。
アリス草薙では、優しい言葉、思いやりのある態度を大切にし、
利用者の皆様の立場に立って支援します。
利用者や家族の皆様の声を反映し接遇の改善を図ると共に、
設備や環境の整備に努めます。
私たちスタッフは率先して知識や技術の研鑽に励み、
サービスの向上を目指し、実践します。
私たちスタッフは一人一人が施設の運営を担う
一員であることを自覚し、責任ある行動をします。
仕事と家庭の両立支援に向けた取り組み
従業員が仕事と子育て・家庭生活を両立しながら
個別に有する能力を十分に発揮できるような雇用環境の整備を行うため、以下の対策に取り組む。
計画期間:2018年 4月1日~2021年 3月31日までの3年間
育児休業を取得しやすく、職場復帰しやすい環境の整備
<具体的な施策>
育児休業中の職員の職業能力の開発および向上のための情報提供と
して、資料を作成し、対象職員に配布する。
所定外労働の削減のための措置の実施
<具体的な施策>
職員一人ひとりの所定外労働の現状を把握し、
それに基づき一人ひとりの業務を見直し、削減を図る。
2018年 3月 1日 医療法人社団博恵会
理事長 水村博光